南信州・遠山の保険屋さん便り

南信州は遠山郷の損保・生保代理店M&Mトオヤマです。姓は遠山、生まれも育ちも遠山にです。皆様には親子2代で大変お世話になっております。さあ、ここは2代目遠山の見た遠山郷の話題を中心に日々を綴ります。

柿の風景

「柿の風景」
とは、いかにも情緒的?

さておき、秋たけなわの南信州ですが、いたるところに色づいた柿の実が目に付くようになりました。
それまで、葉の色、周辺の緑に紛れて、その木が柿の木であることすら気付かなかったのに、この時季になってみるとなんとも柿の木の多さには驚かされました。

先日も西部山麓線を走っておりましたら、りんごや梨の果樹園とは少し違った風情で、斜めの土地や石垣のすぐ側、あるいは家の軒先近くで…と、柿の実が実っています。
遠くにかすんで見える南アルプスの山並みとたわわな柿の木、柿の実の色、それらは確かに南信州にしかない、これぞ数百年もの間、変わることの無い「原風景」なのだと感じました。

ところで、個別の柿の品種までは分かりませんが、人に尋ねますとその大半が市田柿でしょう…と。
言わずと知れた市田柿の産地なわけですから。
今日では地域ブランドを取得したとかで、「市田」に限らず周辺の市町村で栽培するものも一定の要件を満たせば「市田柿」として販売してもよろしいようです。

車で走らなくとも、軽い散歩気分で家の周りを歩いてみても、あそこもここも、この季節は柿・かき・カキ…そのうちに、農家の軒先は名物の「柿すだれ」で、一面が柿色に染まる日も間近です。

ただ、柿についても他の作物と同様に、これを育ててきた皆さんの高齢化が進んで、やむなく立派な柿の畑を潰してしまったりする例も多いと聞きました。また、柿は実れども市田柿にまで加工する手間がなくて、樹上で鳥の餌と化す例もあるそうで。
仮に、ブランドの拡大こそ望めなくとも、絶やすことなく、地域で守りたいものです。

というわけで、私にできることといえば、市田柿をたくさん食べて消費拡大に寄与することからでしょうか?

今年の作柄が楽しみです。


<完>

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