南信州・遠山の保険屋さん便り

南信州は遠山郷の損保・生保代理店M&Mトオヤマです。姓は遠山、生まれも育ちも遠山にです。皆様には親子2代で大変お世話になっております。さあ、ここは2代目遠山の見た遠山郷の話題を中心に日々を綴ります。

柿の葉の緑

八十八夜も過ぎ、確かに夏も近づいている今日この頃です。

毎年のことですが、特にこの季節は柿の若葉の緑が輝いています。

艶々とした、独特の質感の漂わせる反射光が、他の新緑に際立って見えるのは、少々ほめすぎでしょうか?

知人の方に言わせると、当地のこの時季、柿の新緑は格別だと。

まだ上京・帰省の主な交通機関が飯田線でしかなかった当時に、前日の午後11時台に新宿駅を出発する、いわゆる夜行列車を乗り継いで、早朝の飯田線に入る。
すると、ゆっくりと飯田線に特有のだらだらとしたカーブを回りながら、まさに車窓から手が届かんとする、その距離に柿の若葉、そして、少し遠い位置に、当時はまだまだ茂っていた桑の若葉。
この2つの新緑が美しい、この時季がとても印象的だったと語ってくれました。

今日では、桑の畑は壊滅的に減少し、新緑という点では寂しい限りですが、その分だけ柿の若葉が際立っているのでしょうか?

先の知人によれば、当時は単に「柿」だったのですが、今では大半が市田柿なのでしょう、と。

かつては、各家の庭を飾っていた柿の木が、今では行儀よく整列して、手入れされて、その当時より増えているのでは…との感想を漏らしていましたが、さて実際のところは?

今年は、先の晩霜の影響で、所によっては若葉が黒く変色して、秋の収穫時期を心配する声もあると聞きますが、見た目には新緑は相変わらずのこと。

それはそれとして、毎年のごとく初夏を楽しませてくれる柿の新緑が、当地の名物にでもなってくれたらいいと思います。


<完>

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