南信州・遠山の保険屋さん便り

南信州は遠山郷の損保・生保代理店M&Mトオヤマです。姓は遠山、生まれも育ちも遠山にです。皆様には親子2代で大変お世話になっております。さあ、ここは2代目遠山の見た遠山郷の話題を中心に日々を綴ります。

「カタログ」のこと

ある方と話をしている際に、通販カタログの話題になりました。

TVショップもカタログ・ショップも通販人気を背景に、まさに空爆的な情報量、商品アイテム数で消費者に迫ってきている感じがします。

関心を持って観ていると、何となくですがターゲットと思しき方々の姿が、浮かんできます。
「男女」の別はアイテムの別で、直感的に理解できます。

年齢層にしても、やはり同じことが言えると思います。

ただ、面白いと思ったのは、そのターゲット別に、カタログの色というか雰囲気が、全く異なっていることです。
先日のこと、雑誌で読んだのですが、若い娘さん向けのファッション紙などは、
「これでもか」
と言わんばかりの情報量。
小さな字で、写真の邪魔になるくらいの、ギッシリ・レイアウト。
それが、当代の特徴的な編集なんだそうです。

通販カタログとは、もちろんのこと目的が異なりますが、傾向としては参考になります。
そうした理由の1つには、本屋さんの店頭での立ち読み防止の目的もあるとか。
なるほど、立ち読みでは獲得しきれないほどの、圧倒的な情報量を武器にして、「買わざるを得ない」、「買って家で読もう」…、という「当然」の気持ちにさせるんだそうです。

※話は違いますが、店頭での「立ち読み」は、本来なら有料であるべき、お金を払って得るべき情報や娯楽の「万引き」行為みたいなものだと思います。

さて、話題を戻すと通販カタログ。
明らかに
「字が小さすぎませんか」
というのが、知人の意見です。

おそらく、可処分所得のことやデパートやスーパーまでショッピングに出掛ける頻度のことなど考え合わせると、通販にとって、ご老人のマーケットはとても大きいのではないかと思うのです。

いわゆる老眼のことだけではなく、「加齢による目の病」の発症率ことも手伝うと、明らかに「目の力」、「文字を読む力」は衰えているわけで、こうしたマーケットに向けた情報提供の手段として、例えば「文字の大きさ」のことは考慮されているのでしょうか? 疑問です。

写真に「ご老人のモデル」を使えば、そのマーケット向けの作り…だなんて。

デザイン性に富んだ、美しいレイアウト、誌面づくりがされていても、文字を通じて伝えられる情報に、受け手側に対する「やさしさ」や「思いやり」があってもよろしいのでは?

話をしていて、確かにそう思いました。

その年齢になってみないと分からないことかもしれませんが、情報の送り手側にある種の想像力が必要なのかもしれません。

たかがカタログかもしれませんが、それが通販の生命線であるのであれば、「たかが…」などとは言っておられますまいに。


<完>

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