南信州・遠山の保険屋さん便り

南信州は遠山郷の損保・生保代理店M&Mトオヤマです。姓は遠山、生まれも育ちも遠山にです。皆様には親子2代で大変お世話になっております。さあ、ここは2代目遠山の見た遠山郷の話題を中心に日々を綴ります。

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「かぶな」あるいは「おはづけ」のこと

いつ頃からでしょう。
当地で「お葉漬(おはづけ)」…菜っ葉の漬物のことを「のざわなづけ」と呼ぶようになったのは?
あるいは、伝統的な「お葉漬」と「野沢菜漬け」の正確な区別がなくなったのは?

漬物の素材とする菜っ葉が「のざわな」が増えたこともあったのでしょう。
だから、原材料を「のざわな」とするなら、確かに「野沢菜」の漬物ですが…。
「おはづけ」とか「お菜(おな)」という言葉が聞かれなくなって、淋しく思っていました。


「おはづけ」とか「かぶなの漬物」と称して、お茶の時間になると各戸が自前で漬けたそれが、素朴な器に山盛りになって振舞われたことを、なつかしく思い出します。

都会から当地を訪れた知人が、お茶請けに漬物が供されたことを、興奮気味に話していた…、さぞかし驚いたんでしょう。

さて、その「かぶな」ですが最近になって「源助かぶな」と呼ぶことを知りました。
以前は「葉っぱの漬物」に敬意を表わす「お」をつけて、単に「お葉漬(おはづけ)」と呼んでいたし、その材料は「かぶな」であって、「源助」とは知らなかった。

ともかく、その懐かしい辛味や風味…、そして野沢菜には無いあのキリッとした食感を楽しむ家庭が、再び増えているようです。
産直の売り場には、わざわざ
「源助あります」
と立て札して売られているのを見ると、うれしくなります。

一日乾燥させた後に、切って刻んで漬け込む人。
ちょっと長目に保存するなら、長いまま漬け込んでいた…そんなことを思い出しました。

浅漬けにして、辛味と風味を存分に楽しむ…、出汁甘さを嫌って「かぶな」と塩だけで昔ながらの漬け方を守っていらっしゃる方も多いと聞いて、いろいろな味を楽しんでみたいものです。

袋詰めで売られている「野沢菜」に慣れてしまった舌ですが、懐かしい「おはづけ」に回帰の様相です。


<完>

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